Googleアップデート~June 2025 Core Update 分析とアフィリエイターがやるべきこと

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最新のGoogleアップデートは、2025年6月〜7月にかけて行われた「June 2025 Core Update」です。内容と対策をわかりやすくご案内します。
June 2025 Core Updateの概要
実施日:2025年6月30日に開始し、約16日かけて7月17日に完了
特徴:通常のコアアップデートで、検索結果全体に影響し、あらゆるジャンルのサイト評価を再調整
影響と変化
検索順位の激しい変動が発生。6月末〜7月中旬にかけて追尾ツールでも多くのサイト順位に乱高下が見られた。
以前のHelpful Contentアップデート(2023年)で圏外になったサイトの一部が回復し始めたという報告も。
https://en.wikipedia.org/wiki/Timeline_of_Google_Search?utm_source=chatgpt.com
AI OverviewsやAI Modeなど、新しい検索インターフェースへの露出も変化し、検索クリックではなくAI要約表示で読者が満足するケースが増加。
依然として変動は継続中で、7月17日以降も順位の揺れが確認されている。
アフィリエイターが取るべき対策
コンテンツの質を見直す
一次情報や体験を補強し、最新の検索ニーズに合った内容に更新する。
(Helpful ContentやE‑E‑A‑Tの重要性が再確認されているため。)
記事のリライトとサイト刷新
放置した記事を優先リライトし、タイトル・導入・見出し・情報を適切にアップデートすることで再評価を狙う。
AI検索表示を意識した構成の工夫
AI OverviewsやAI Modeが記事から情報を抜粋するケースもあるため、本文の構成・マークアップを意識し、検索結果への露出率を維持するよう工夫すると効果的。
プラグイン「Website LLMs.txt」でAI対応サイトを構築!(プラグインを入れることで、AIボットの読み込みを強化し、AI Overviewsへの掲載のチャンスを増やす。
詳細はこちらの記事で
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複合チャネル導線の強化
検索だけに頼らず、SNS・メルマガ・YouTubeなどとも連携し、アクセス減のリスクを分散させる導線設計を強化しましょう。
もう少し掘り下げると・・・
【背景】なぜ「脱SEO」が求められているのか?
Googleは、2024年〜2025年にかけて大規模なアップデートを繰り返し、検索エンジンの品質向上を名目に、テンプレ化されたアフィリエイト記事やAI生成の低品質コンテンツを次々に検索圏外へと排除しています。
特に以下のような記事が狙い撃ちされています。
- 同じ商品を同じ構成で紹介している比較記事
- 実体験や独自の視点がなく、AIや外注が量産した記事
- 滞在時間・クリック率が低く、ユーザーの行動につながらないページ
つまり、「SEOに依存して広告収入を得る」という一極型モデルが崩れ始めている」というのが本質です。
アフィリエイターが取るべき5つの戦略
① 複数の集客導線を設計する
SEOだけに依存するのではなく、次のような導線の分散が急務です。
1)SNS(X、Instagram、Threads)で日常や感情を伝え、共感から誘導。
2)メルマガやLINEでリストを獲得し、資産化。
3)noteやYouTubeで一次情報を配信して信頼を構築。
4)Google DiscoverやPinterestなど、検索以外の流入チャネルを開拓。
などなど、検索ではなく「人」から集める発信力が重要になります。
② 情報の「発信源」になる
Googleが今後重視すると明言しているのは、「誰が書いたのか」という点です。
匿名で量産された記事よりも、本人の実体験、顔出し・名前出しでのレビュー、SNSでの信頼構築やフォロワーの存在など、書き手の存在感を出せるかどうかが差別化になります。
③ メディアより「人」を軸にブランディングする
SEO時代は「記事が強い=稼げる」でしたが、今後は「この人が紹介する商品なら、読んでみたい」という「人」ベースの信頼が収益を生みます。
顔出しが難しくても、
- 世界観(トンマナ=トーン&マナー=そのブランドや媒体が持つ、言葉の雰囲気・デザインの統一感・世界観)
- キャラクター性
- 記事に一貫した思想や体験
があるだけで、他と明確な違いを出せます。
④ 記事よりも「関係性」で売る
検索流入に頼らない代わりに、メルマガ・LINEを軸に濃い関係性を築く設計が効果的。
読者が「この人の紹介するものなら、買ってもいい」と思える関係性があれば、
- 売るタイミングをコントロールできる
- 単価の高い案件でも成約率が上がる
- 繰り返しの紹介でも信頼が落ちない
など、長期的に強いビジネスになります。
⑤ AIを「量産」ではなく「差別化」に使う
AIを使うべきなのは、他人と同じような記事を量産するためではなく、
・自分の思考を整理する
・読者の反応やペルソナ設計を助ける
・タイトル案を比較検討する
といった裏方の思考補助として活用することで、「あなたならでは」の記事を生み出せます。
これからのアフィリエイターに求められるのは、
- SEOに頼らず
- 複数導線で人を集め
- 人間性と体験で共感を生み
- 読者との信頼関係で売る
という、いわば「信頼資産」を積み重ねるスタイルです。
検索エンジンに評価されるよりも、「この人が言うなら信じられる」と思ってもらえる存在になること。
これが、今後の生存戦略と言えます。
まとめ
最新のグーグルコアアップデートは2025年7月17日に完了しましたが、影響は今なお続いています。
検索順位の激しい変動が起こる一方、以前圏外になった記事の一部が回復傾向にあります。
今後も、コンテンツ品質・AI視点・複合チャネルでの集客体制が不可欠となります。
※アフィリなんでも相談室の中でも触れましたが、上位サイトの構成・分析にAIを使うのは効果的。
上位サイトの内容をAIを使ってセクション分析して、Googleが評価している要素を洗い出し自分の記事に追記していく・・という方法、試してみてください。
ただ、AIに記事を書かせて追記する・・よりはるかに効率よく上位への復帰が望めますよ!
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